寒い日にはホットなジャズを~ 『Days Of Bird』


Days Of Bird / 川嶋哲郎カルテット

みなさん、今年の冬は寒いですね~。
いったい、どうなってるんでしょう。

もう、寒くてどこにも行けない、行ってない。
仕方なく仕事には行って、帰って来て風呂入って寝る、の繰り返しの日々。
冬はやっぱ冬眠するしかないか。

今宵もこんなホットなジャズ聴きつつ。。

日本で人気№1のテナーサックス奏者、川嶋哲郎さんのニュー・アルバム。
『Days Of Bird』
チャーリー・パーカー生誕90周年の記念のトリビュート。
パーカーの演奏していた曲のカバーが中心に演奏されている。

彼の普通の?ジャズの演奏もいいよ。
やっぱモダンジャズは最高でしょ。

彼のオリジナル曲もあるけど、メロディもリズムも何もかも?聞きやすくて素晴らしくて
スタンダードにさえ聞こえるほど。
優しい響き。甘いメロディ。
しかし、あのバリバリ?した豪快な吹き方は健在だ。

ああ、川嶋さん素敵だなー。
実はもう何度も会って(LIVEの後のサイン会など)いるのに
ちっとも私の事、憶えてくれないんだよなぁ。


1 My Little Suede Shoes
2 Flight Feather (川嶋哲郎)
3 April In Paris
4 Relaxin’ At Camarillo
5 Lover Man
6 Scrapple From The Apple
7 D Quick (川嶋哲郎)
8 Days Of Bird (川嶋哲郎)
9 A Night In Tunisia


川嶋哲郎 (ts)
吉田桂一 (p)
小林航太朗 (b)
菅原高志 (ds)


川嶋哲郎 Days Of Bird →レヴュー

川嶋哲郎Meets佐藤芳明 『REASON OF REEDS』


リーズン・オブ・リーズ

今日は久しぶりに次女(中二)とショッピング。
最近の女の子は中学(早い子は小学生)からおしゃれに興味がある。

今から格好なんて気にしてどうすんの?なんて言葉は通用しないらしい。
そんなこと言おうものなら、お母さんの大昔の時代の話なんかしないで!
と言われてしまうのだ。

だからしぶしぶ洋服を買ってやらなくてはならないのだ。
そして飽きて着なくなった洋服は、私が(これは絶対無理でしょというものを除いて)
お上がり(お下がりの反対)として着るのだ。
もったいないからねー。

目的地に着くまでの車の中で聴いたのは、先日行ったLIVEの川嶋哲郎&佐藤芳明
のアルバム『リーズン・オブ・リーズ』。

このアルバムいいんだなぁ。
次女は吹奏楽部でホルンをやっているので、このアルバムのサックスやフルート
やアコーディオンの音色を聴きながら、いろいろ話をした。

アコーディオンって昔小学校のとき、音楽の先生が歌の伴奏で弾いてたことがあったけど、
それほど興味もなかった。
でもこれすごいんだ。
和音にメロディ、ひとつでいくつもの楽器の音色がでる。
サックスとアコーディオンだけでもオーケストラのような雰囲気もでる。
奥が深い楽器なんだ。(という感じがする)
佐藤芳明は、なんと音大に入ってからアコーディオンを始めたそうだ。
すばらしいパワーだ。

このアルバム、素晴らしすぎて泣けてしまう。
どういいのかって、例によってボキャブラ少ないんでとっても言葉では言い表わせない。
エネルギーみなぎる川嶋のサックスとフルートの演奏。
それに佐藤芳明のアコーディオンが哀愁の雰囲気を奏でて。

オリジナルが多いのだけど、そのオリジナルがスタンダードにも聴こえる。
こんなに安定した聴きやすい曲、どうやったら作り出せるんだか。
そしてカバー曲はオリジナルかとも思えるくらいアレンジがすばらしい。

川嶋哲郎のサックスはいつもにも増して、すばらしい叫び・唸り。
フルートがまた素晴らしい。力強いささやき?雅楽のような響き。

なんと8曲目の 「シチリアーノ」 はバッハの曲なんだ。
素晴らしく壮大で悲哀に満ちている。

すべて素晴らしい芸術作品なんだなぁ。


1. マハナ (T.Kawashima)
2. フォーゲット・ミー・ノット (T.Kawashima)
3. エージェンツ・ティップス (T.Kawashima)
4. インファント・アイズ (W.shorter)
5. 甘い罠 (Y.Sato)
6. アンティキティラ (Y.Sato)
7. アリンコ (Y.Sato)
8. シチリアーノ (J.S.Bach)
9. フィスト (T.Kawashima)
10. リーズ・リード・リーズ (Y.Sato)

川嶋哲郎(ts,ss,flu,bcl,picc,per)
佐藤芳明(accordion)
2006

川嶋哲郎 You tube → http://jp.youtube.com/watch?v=48QHdIoGbhI
川嶋哲郎 オフィシャル・ウェブサイト → http://tetsudas.com/index.html

日本の音楽。。。川嶋哲郎

川嶋哲郎
パッション・オブ・エイジア  川嶋哲郎Meets竹澤悦子

涼しくなってきましたね。
もう日も短くなってきたし、メランコリックな秋に突入ですね。
でも、こんな季節は好きです。
ちょっと寂しさただよう季節もいいなぁ。

先日、「ベイサイドジャズ2008千葉」 の中でやった川嶋哲郎のLIVEに行ってきました。
このLIVE、琴の竹澤悦子との共演でした。
デュオアルバム『パッション・オブ・エイジア』 でも共演しています。

まずLIVEのことから。
いつもにもまして、本当スゴイ吹き方する人だなぁ。
びっくり・感動・興奮、そしてうっとりしびれる~!

LIVEはアルバムの中の曲を中心に演奏されていました。
アルバムにも入っている 「ミリャンアリラン」 って曲、すごい咆哮・叫びだ。
全身のエネルギーを放出させた演奏。

そして竹澤悦子の琴もすばらしかった。
お琴ってこんなに素晴らしい楽器だなんて知らなかった。
ジャズミュージシャンとの共演だなんて普通は考えられないこと。

といっても、川嶋さんもジャズだけのジャンルに固執しない人だし、
常に新しいことを追求している人だからこそ、この二人の共演が実現したのでしょう。
そして、竹澤さんて歌もとてもお上手。声量あるし。
歌手だけやってもOKって思えるほど。

川嶋哲郎自身も日本でしかできない音楽をやりたかったとのこと。
ヴォーカルのために初めて作詞作曲したという 「いつもここに」、
この歌すごくいい。竹澤悦子の歌も切なく響いて。
思わず涙出そうになったほど。

終わってからこのCDを買って例によってまたサインもらってお話したとき、
「すごーくよかったですぅ。」 とまたまた気持ちを伝えてきちゃいました。
もう、川嶋さんとお話したのは3回目だというのに、いまだに私のことを
憶えてくれてないんだなぁ。まあいいけどね~。

そして、アルバムについて。
このアルバムこれほどいいとは思ってなかった。
とにかく私は彼の演奏は絶対(ってこともないけど)ソロが一番!
と思い込んでいたので、最近のアルバムは聴いていなかった。

でも聴いてみて(LIVEも通して)びっくり!
あ~なんでもっと早く聴かなかったんだろうって。
彼はとどまることを知らない。
常に新しい音楽を追い求め、そして努力を怠らない人。
人脈も幅広い。彼の音楽性のすばらしさとちょっと話してみると伺える人柄の
良さが皆をひきつけるのでしょう。
マジすごい人。尊敬する~

アルバムの曲は日本的な雰囲気ものが多い。
1曲目「富士」は、日本の風景をソプラノサックスで歌い上げている。
素晴らしい響きでうっとりする。琴の響きももちろん最高。

4曲目の「ミリャンアリラン」は韓国民謡で、先ほども書いたけど、サックスの
咆哮、叫びがすばらしい。
川嶋さんのしぼりあげるように吹くサックスと竹澤さんの声量ある歌、
かなりの迫力に圧倒され、LIVEでやった時もじーっと聴き入ってしまった。
このアルバムの中で私が一番好きな曲。

5曲目の「竹田の子守唄」、これは昔フォーク・グループの 
”赤い鳥”が歌った日本民謡。歌は竹澤さん。
歌自体も素晴らしいけど、サックスとのデュオがまたいい。
日本の風情たっぷり。
前半のテナー・サックスのインプロヴィゼーションのすばらしいこと。
間奏部分ももちろん。

竹澤さんのオリジナル曲も3曲、「U-SAKU」、「トンネル26」、
「陸に上がる~カメのうた」。
特に、「トンネル26」 は楽しい雰囲気の曲でいい。
すべてオリジナリィーに富んでいて、彼女の音楽性の素晴らしさを感じる。

全部いいんだなぁ。
もう解説なんて不要ですねー。
是非皆さんに聴いてほしい。
ジャズアルバムではなく、川島哲郎の世界そのもの。
そして、竹澤悦子の琴の世界も合わせて堪能できる。

このアルバム文句なく今年私が聴いた(今現在)アルバムの ”ベスト1” に
あげられるのではないかと思う。
本当こんなすばらしいアルバム他にないでしょう。

ってことで、久々の更新で長くなってしまいましたが、ここまで読んで
くださった方に最後のおまけ。

川嶋さんが初めて作詞・作曲したヴォーカル曲、「いつもここに」
の詩がすばらしいので、載せてみます。
親子、夫婦、恋人、兄弟、姉妹、友人などすべての人間関係に通じる愛情を
とらえているという曲。ありきたりのラブ・ソングじゃない。
そう、私自身も追求している ”人間愛” をテーマにしているんですね。


  「いつもここに」

  巡り逢いはいつもいつも 永遠の別れへと
  今このあなたの笑顔 決してわすれはしない

  悲しくて泣きたい時や どんなに辛い時も
  あなたを愛することで 私は生きていける

  いつもここにいるから いつもここにいるから

  あなたが生まれてきたこと 私が生きてること
  同じ時を生きて燃える それぞれの命の火。

  どんなに遠く離れても 時を隔てていても
  あなたを愛するために 私は生きていたい

  いつもここにいるから いつもここにいるから

  遥かにつづくこの道よ いつかあなたのもとへ
  そんな切ない願いが 私を強くさせる

  みもこころも朽ち果てて 死んでもまたもいちど
  あなたを愛するために 私は生きていたい

  いつもここにいるから いつも待っているから



1. 富士
2. ちゅら玉
3. 須弥山
4. ミリャンアリラン
5. 竹田の子守唄
6. U-SAKU
7. トンネル26
8. 三面鏡
9. いつもここに
10. 陸に上がる~カメのうた
11. 春の海

川嶋哲郎(ts,ss,flu,bcl,perc)
竹澤悦子(箏、17絃箏、vo、三味線、笙、perc)
2007

川嶋哲郎



川嶋哲郎、人気SAXプレイヤー。即興演奏家と呼んだほうがいいかも。
彼はサラリーマンをしていましたが、27歳の時に1秒でも多く好きなサックスを吹きたいと、
プロに転向したそうです。

以前我が家のピアノ(弾くのは長女)にサイレント機能を入れたときにお世話になった調律の方に
私が川嶋哲郎のファンだと言うと、「マニアックですねー。」 と言われました。
そうなのかどうなのかは、わかりませんがかなりのファンであることは確かです。
以前にもそのことは書いたと思いますが。
そう、かなりみーはーファンです。

本日紹介するアルバムは、ソロの4部作の天元シリーズの第3弾「天衣無縫」 と
第4弾「裂古破今」 。この2つはかなりのフリー・インプロヴィゼーション。
「天衣無縫」 のdisc2 はスタンダード曲ですが、こちらもインプロヴィゼーションには
かわりないので、彼の音楽そのもの。
この2つは彼のアルバムの中でもかなり好きなアルバム。
最近デュオアルバムなどを出していますが、彼のよさはやはりソロが一番。
彼のフリー・インプロヴィゼーションの世界に引き込まれたらなかなか抜け出せそうにない。
うーん、かっこいいいしねー。
いつか彼のソロLIVEに行ってみたいです。



天元~天衣無縫

DISC ONE:
01. 夜霧
02. 動かない時計
  鹿の描写による5つの風景
03. 出会う
04. 見つめる
05. 探す
06. 飛ぶ
07. 別れる
08. 霧島
09. 動き出した時計

DISC TWO:
01.オール・ザ・シングス・ユー・アー
02.ボディ・アンド・ソウル
03. ザ・ブルース
04.イン・ア・センチメンタル・ムード
05.オーバー・ザ・レインボー
川嶋哲郎(ts,ss,fl)

2004年4月15日霧島Windam Hill
2004年7月2日東京Tokyo TUCに於けるライブ録音

disc1は雅楽のようなフルートの響き。
和の雰囲気を感じさせる音。
2階で勉強していた長女が降りてきて、「なんだー。おかあさんがCD聴いてたのかぁ。
誰がフルートだか尺八吹いてるのかと思った。」 と言っていた。
このフルートの音色、確かに尺八にも聞こえる。そしてすばらしく美しい音色。

disc2は有名なスタンダード曲。でもそれをもとに自由に吹きまくる。
彼のオリジナルと言えなくもない気がする彼らしい演奏。
「天元~改天換地」 でやってるスタンダードとも違った感じでこちらもとてもいい。



天元~裂古破今

1 雷神 ~ RAIJIN (The God of Thunder)
2 火神 ~ KAJIN (The God of Fire)
3 風神 ~ HUJIN (The God of Wind)
4 天神 ~ TENJIN (The God of Heaven)
5 水神 ~ SUIJIN (The God of Water)

2004年10月10日、11日
 京都妙芸に於けるライブ録音

こちらのアルバムはかなり激しいブロウ。咆哮しまくり。
家で音量上げて聴いていたら、息子が音量を下げていった。
なんでこんなすばらしい演奏のよさがわからないんだか。
なんか聴いてるとボーっとしちゃう。
SAXの音の連鎖、音の波がひたすら続く、本当にすばらしいアルバム。
ずーっとずっと果てしなくこの音が続いて欲しい。ひたすらずっとずっと。。。
今日はこのまま彼の世界に浸ったままでいます~。
いい音楽聴いていると聴いているそのアーティストが一番!って思っちゃう。
不思議だなぁ。そして明日また別の人のを聴くとそれがまた一番になる。
彼の幅広い、ふくよかな?インプロヴィゼーションが今は一番好きだなー。

最近彼はSAXを教えてもいるんだそうです。
なんと個人指導。私も今から一生懸命練習して、教えてもらおうかなーと。
教えてもらえるようになるには、かなりのテクニックが必要らしいんですが。
まあ、100年くらいかかるかなぁ。笑。。。
You Tubeも見つけてしまった。これがまた、かっこよす~。

TETSURO KAWASHIMA OFFICIAL WEBSITE http://tetsudas.com/index.html
川嶋哲郎 Jazz Sax School http://www.gachinkojazz.com/tetsuro.html
川嶋哲郎 You Tube http://jp.youtube.com/watch?v=48QHdIoGbhI

川嶋哲郎

4948722120124.jpg
CRESTA

彼に関しては、かなりのみーはーファンでして、もちろん自由に咆哮するテナーは
すばらしいですが、その吹いているお姿もとってもすてきー!
1年前、山下洋輔トリオのLIVEにゲスト出演したとき最後にサイン会をやったんですが、
もちろんサインももらって、握手までしちゃいました。
そして、「大ファンなんですー。」と気持ちを打ち明けてしまいました。あーいい年してはずかしっ。
アルバムでは、天元シリーズが有名でそちらもとても好きですが、
ピアニスト3人、ジェイソン・モラン、石井彰、中村真 とそれぞれ共演している
このアルバムもとってもすてき!
川嶋哲郎の自由に吹きまくるサックスとピアノがとてもハモっています。
冬の夜に聴くおすすめの一枚です。   

1.Thaw
2.In Other Words
3.C's Dream
4.Llanos
5.Mirage
6.Cresta
7.Bluespotted Mud Hopper

川嶋哲郎(ts,ss)
ジェイソン・モラン(p)(1,2,3)
石井 彰(p)(4,5)
中村 真(p)(6,7)      2003 録音

川嶋哲郎 オフィシャル・ウェブサイト http://tetsudas.com/

プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:介護老人保健施設勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
元GAROのマーク 大好き~💙

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