ジョン・コルトレーン 『アセンション』

アセンション
アセンション

先日レビューした、『バラード』 とは180度違ったアルバム、『アセンション』。
発表当時は、かなりの問題作として専門家の方たちから、賛否両論。
全くこんなのジャズとして認めない、という評論家もいたらしい。

共演した当時の若手ミュージシャン(マリオン・ブラウン、ファラオ・サンダース、
アーチー・シェップ)はかなり意欲的だったけど、マッコイ・タイナーやフレディ・ハバード、
エルヴィン・ジョーンズ等は、いまいちの心境での演奏だったそうです。

この問題作といわれる 『アセンション』 ですが、実をいうと先日の 『バラード』 の後に
コピーしてしまっていて、『バラード』 を聴こうとすると必然的に 『アセンション』
も続けて聴くことになる。
どうしてそんなことしたんだか、2、3年前のことなんでよく憶えていないんですが、
多分、コルトレーンのアルバムを数枚レンタルした時に、あまり考えずにコピーして
しまったのではないかと。

でも、これも 『バラード』 同様、とても大好きなアルバム。
えー!こんなのが?という反論も聞こえてきそうですが。

私も最初聴いた時は、うわぁ、なにこれ。わけわからなーい。
と思いましたが、それこそ岡本太郎風に言うと、「なんだ、これは!これこそ芸術だー!」
となるわけです。

『バラード』 のゆったりシックな雰囲気のあと、騒音?とも思える 『アセンション』 
の出だし。これ、本当に同じミュージシャンのアルバム?って感じですね。
雰囲気、違いすぎ。

ギャップありすぎで、かなり戸惑い感じたりもしますが、聴きなれるとそうでもない。
みな自由に演奏してるのが楽しいし、テーマ曲はメロディアスでもある。
以前初めて聴いた時よりも深みがましたようにも感じます。

何度かテーマ曲に戻りながら、それぞれのパート・ソロの繰り返し。
そして、それぞれの演奏がとても素晴らしいです。
でももちろん、すべてインプロヴィゼーションだから、同じ演奏は二度とない。

フレディ・ハバード?のトランペットだって、マッコイ・タイナーのピアノだって私には
とても素晴らしく聴こえます。
時々入る唸り声ともとれるようなサックス、誰の演奏なのかわからないけど、すごくいい。

ジャズ・ミュージシャンにとって、このようにインプロヴィゼーションできる環境こそが
いちばん精神的満足感を得られるのではないかと思います。

『バラード』 とどちらが好きかとは言えない。
それぞれ良さがあるし、聴いているそのときのアルバムが一番好きになるのかも。
だから、今はこれが一番好き。

エリック・ドルフィーも一緒だったらよかったのに、と思ったけど、彼はこのときもう
すでに亡くなっているんですねー。残念!


ジョン・コルトレーン(ts)
フレディ・ハバード(tp)
デューイ・ジョンソン(tp)
ジョン・チカイ(as)
マリオン・ブラウン(as)
ファラオ・サンダース(ts)
アーチー・シェップ(ts)
マッコイ・タイナー(p)
ジミー・ギャリソン(b)
アート・デイヴィス(b)
エルヴィン・ジョーンズ(ds)
                        1965

ジョン・コルトレーン 『バラード』

バラード
バラード

最近聴きたいCDなくて。
というか最近買ったものは、もう聴きつくしちゃって。
じゃあ、以前から持っているものの中から。
ということで、ブログ初登場のジャズの大御所、ジョン・コルトレーンの 『バラード』 。
今まで恐れ多くて紹介できなかったというほどのコルトレーン。

コルトレーンはたくさん聴いたけど、1枚といったらやっぱりこれ。
もう、みなさんいろいろご意見おありのようで、下記の 「ユーザー・レビュー」 をみると
おもしろいです。
でもそれだけ皆さんコルトレーンが大好きで、興味があるってことですね。

私の意見ですかー?
大好き!って書くのも今さらしらじらしいし、じゃあ批判は?って
そんなものあるはずもない。
もうなーんにも言うことございません!


1. Say It (Over And Over Again)
2. You Don't Know What Love Is
3. Too Young To Go Steady
4. All Or Nothing At All
5. I Wish I Knew
6. What's New
7. It's Easy To Remember
8. Nancy (With The Laughing Face)


Elvin Jones ( Drums )
Jimmy Garrison ( Bass )
John Coltrane ( Sax (Soprano、Tenor) )
McCoy Tyner ( Piano )
Reggie Workman ( Bass )
1962

ジョン・コルトレーン バラード ユーザー・レビュー
プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:介護老人保健施設勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
元GAROのマーク 大好き~💙

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