チャーリー・ヘイデン 『ノクターン』



『ノクターン』 は、ベーシストであるチャーリーヘイデンがキューバ出身のピアニスト、
ゴンサロ・ルバルカバと組んでつくった、キューバンバラード(ボレロ)アルバムです。

前回紹介した、『リベレーション・ミュージック・オーケストラ』 とは全くタイプの違う音楽ですが、
これも優雅さと哀愁ただよう素晴らしい作品です。

ノクターン(夜想曲)というと、ショパンの曲が思い浮かびますね。
クラシックは、穏やか、優雅、壮大、気品、高尚な音楽って感じですが、
このアルバムもそのような雰囲気。

1曲目の冒頭のピアノの響き、そしてしばらくしてからヴァイオリンが。。
これってクラシックなのでは?と思えるほど。
実はクラシックもよく知りませんので想像ですが。

ピアノもサックスも切なく物悲しく響いて。
ヴァイオリンが入るとまたまた甘く、そして気高く。
もちろん、2曲目に参加ししているパット・メセニーのギターもいい。

こんなに静かにしっとり聴ける音楽って、本当に貴重ですばらしい。
私のマイ・ベストアルバムになりそうです。

クラシックが好きな人やそうでない人、またはジャズが好きな人やそうでない人、
つまりジャンルを問わず音楽好きな全ての人におすすめです。

リンクしていただいている、”JAZZと家とサッカー” のmasuda323さんのブログで
以前紹介していまして、いつか聴いてみたいと思っていました。
masuda323さんのレヴューもご覧になってくださいね。
もっと詳しくわかりやすく紹介していますよ。


1. アット・ジ・エッジ・オブ・ザ・ワールド
2. ナイト・オブ・ワンダリング
3. ノクターナル
4. ムーンライト
5. ミー・ウィズアウト・ユー
6. ドント・トライ・エニモア
7. トランスパレンス
8. ザ・ブラインド
9. ナイトフォール
10. スリー・ワーズ
11. ウィズ・ユー・イン・ザ・ディスタンス~イン・アス


チャーリー・ヘイデン(b)
ゴンサロ・ルバルカバ(p)
イグナシオ・ベローア(ds)
with
パット・メセニー(g) ;2
ダヴィッド・サンチェス(ts) ;1,4,7,11
ジョー・ロヴァーノ(ts) ;6,10
フェデリコ・ブリト・ルイス(vln);1,5,8
2000


明日はクリスマス・イブ。みなさんはどのように過ごすんでしょうか。
家族と、友人と、恋人と?

私はもちろん子どもたちと。
実はみな彼氏・彼女がいないんでしょうがなく、ということもあるんですけどね。
でもまぁ楽しいからいいでしょ。

そう、そして夜はこの 『ノクターン』 を聴いて神聖な夜を感じましょうか。
しっとり静かに過ごせそうですよ。

毎年、大きな(180cmくらい)クリスマスツリーを玄関に飾るんですが、
もう今年は面倒になってしまってリースのみドアに掛けました。

でも、やっぱりちょっと寂しいかも。
来年はまたツリーを飾ろうかな。

081221_1530~01[1]

チャーリー・ヘイデン 『ノクターン』 → レヴュー&視聴

チャーリー・ヘイデン(リベレーション・ミュージック・オーケストラ )              『戦死者たちのバラッド』


戦死者たちのバラッド

みなさん、こんにちは!
仕事は相変わらずかなりの忙しさですが、家に帰ればゆったりまったり過ごしている
私です。まぁ、これ性格だから仕方ない。

もちろんあせる気持ちもあるけれど、あせってもしょうがない。
私は私。
あちこち体の調子が悪かったりするけれど、これは不定愁訴だから病気というほどでもない。

今年一年もなんだかあっという間に終わりつつある。何をしたんだか。
毎年のことだけれど。。。
最近忙しいと感じるけれど、それは年末だからという気持ちのあせりのせいらしく、
実際にはあまり生活は変わってはいないのかもしれない。

いろんなことがあったけれど、私自身の生活はそれほど大きな変化もなく
終わろうとしている。
しかし世の中、というか私の身近ではかなりいろいろな事件が起こった。

未解決の事件もたくさんある。
自分のうちだけが幸せならいいのかって思ってしまう。

看護師という仕事をしているせいか、病気のことにも敏感だ。
特に寒くなったせいか、風邪ひきやノロ、インフルエンザなど、からだの不調を訴える
受診者が多い。

みんなが幸せになることを願うこと、何も特別できなくてもいい、それを思う気持ちが大事。
では自分には今何ができるのか、何をしたらいいのかと考える。

私にできることは、とにかく怠けず仕事をがんばること。
世の人のために尽くすこと。そして自分自身の日々向上に努めることかなぁと。
まぁ当たり前のことですが、これが一番大事なことって思う。

ということで、人類のすべての人の平和を願う、チャーリー・ヘイデン(b)のアルバム、
『戦死者たちのバラッド』。
ってなんとか文章をつなげたかったんです、実は。

以前紹介した、チャーリー・ヘイデン率いる 『リベレーション・ミュージック・オーケストラ』 の
第2弾。なんと前回から13年も経過している。
でも、そんなに時間の経過を感じさせない。
これも、カーラ・ブレイとの共作。

このアルバムを聴いていると、シンプルとさえ思える旋律に、
世界平和を願うチャーリー・ヘイデンのメッセージをひしひしと感じる。
繰り返し繰り返し、すべての曲に願いが込められているようだ。
アルバム全体がひとつのテーマを持ってつくられているようで、とてもまとまりがある。

悲哀に満ちた美しいメロディーと戦慄、ではなく旋律。
オーケストラの壮大さと優雅さがあり、その中に叙情的な静寂さも感じる。
切なすぎる曲の数々。

特に2曲目と9曲目はメロディアスで素晴らしい。
チャーリー・ヘイデンのベースも物悲しくて。。

本当にすばらしいアルバムだ。

戦争や差別、悲惨な事件などない平和な世の中になってほしいですね。
それは皆が望むことでしょう。


01: エルス・セガドルス
02: 戦死者たちのバラッド
03: イフ・ユー・ウォント・トゥ・ライト・ミー
04: グランドラ・ヴィラ・モレナ
05: イントロダクション・トゥ・ピープル
06: ザ・ピープル・ユナイテッド・ウィル・ネヴァー・ビー・ディフィーテッド
07: サイレンス
08: トゥー・レイト
09: ラ・パシオナリア
10: ラ・サンタ・エスピニャ


チャーリー・ヘイデン(b)
カーラ・ブレイ(p,glockenspiel)
ドン・チェリー(pocket tp)
シャロン・フリーマン(frh)
ミック・グッドリック(g)
ジャック・ジェファーズ(tuba)
マイケル・マントラー(tp)
ポール・モチアン(perc)
ジム・ペッパー(ts,ss,fl)
デューイ・レッドマン(ts)
スティーヴ・スレイグル(as,ss,cl.fl)
ゲイリー・ヴァレンテ(tb)
1982 録音
       
チャーリー・ヘイデン→ 戦死者たちのバラッド

チャーリー・ヘイデン


リベレーション・ミュージック・オーケストラ

買い物のついでに立ち寄った地元のCDショップで購入。
普通小さなCDショップには、ジャズどころかフリージャズのアルバムなんて皆無。
でもめずらしく1枚だけそれらしいのがあって。

チャーリー・ヘイデンのリーダーアルバムを聴いたのはこれが初めて。
チャーリー・ヘイデンはオーネット・コールマンやマイケル・ブレッカー、パット・メセニーなど
多くのアーティストと共演しているので他のアーティストとの共演のアルバムは
数枚聴いたことがありますが。

リベレーション・ミュージック・オーケストラは総勢13人で、当時最も創造的な音楽集団
として活動していたJCOA(ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ)に属するメンバー達から
成り立っている。

この作品はスペイン市民戦争をモチーフに製作されていて、政治的な批評もこめられている。

ヘイデンの作品へのコメントとして、 
「戦争や殺し合いのない世界、民族主義を必要としない世界、貧困や搾取も無く、
生命の貴さを尊重し、破壊ではなく保護を貫くことを、全て政治にかかわる人達が
努力してくれる世界を希望しつつ、この作品を捧げたい」 と。

普通のオーケストラは実はあんまり。
でも、オーケストラといってもこれはフリージャズのミュージシャンで構成されているものだから、
かなり趣きが違うかも。

聴いてみると、難しさはまるでなく、壮大な雰囲気の曲やマーチのようなリズム、
民族音楽やフラメンコっぽいものもあり、とても聴きやすい。
メランコリック、なつかしい&叙情的でとても落ち着く。
オーケストラという大勢のミュージシャンの演奏のなのに、それぞれのアーティストの音が
しっかり聴けるし、その個性がよく表れていると思う。

1曲目はメロディがきれいで、わかりやすくとても聴きやすい。
saxもいい感じ。途中からリズミカルになっていく。

2曲目は21分6秒と長い曲。
少しずつソロも交えながら、それでいてまとまりあるオーケストラ演奏になっている。
かなりいろいろな雰囲気の曲が入っていてとても楽しい。
ひとつひとつ丁寧に聴いていると、とてもその長さを感じさせない。
テーマ曲(どれがそれなのかわかりにくいが)は、メランコリックでとてもいい。
デューイ・レッドマン(ジョシュア・レッドマンの実の父)?のsaxがとてもすばらしい。
この2曲目だけでも、かなりいろいろな要素が含まれているので、
1枚のアルバムにしてもいいくらいだ。最高にすばらしい!

3曲目もかなり叙情的でしっとりしている曲。

4曲目は、チャーリー・ヘイデンのベースで始まる静かな曲。
チャーリー・ヘイデンのベースっていままでじっくり聴いたことなかった。
重みのある響きでいい感じだ。
後半から、他の楽器のインプロヴィゼーションも加わって深みを増して壮大に。

5曲目は静に始まる。ピアノの響きがもの悲しい。
やはり叙情的な曲。

6曲目。明るく楽しい曲。親しみやすい。動物たちの鳴き声?も聞こえる。

7曲目。チャーリー・ヘイデンのベースで静かに始まり、途中から他のミュージシャンがてんでに
フリー・インプロヴィゼーションを繰り広げる。
雄たけび、うなり声、アフリカの草原で戯れる動物たちのよう。
めちゃくちゃ且つ楽しげに。
テーマ曲は楽しく、そしてしっとりとしている。

8曲目。壮大で優雅で。。

ジャズのオーケストラでこんなにすごい作品は初めて。
『渋さ知らズオーケストラ』 ともまた全然違った雰囲気で。
すべての音楽ファンに是非聴いていただきたい!
まさにフリージャズ・オーケストラだ。


1.イントロダクション~連合戦線の歌  (3:10)
2.第5連帯~4人の将軍~第15旅団万歳 (21:06)
3.エンディング (2:09)
4.チェ・ゲバラに捧げる歌 (9:34)
5.戦争孤児 (6:46)
6.インタールード (1:26)
7.サーカス'68'69 (6:12)
8.勝利をわれらに (1:22)

〈パーソネル〉
チャーリー・ヘイデン(b)
カーラ・ブレイ(p)
デューイ・レッドマン(sax)
ドン・チェリー(cor)
マイク・マントラー(tp)
ラズウェル・ラッド(tb)
ハワード・ジョンソン(tuba)
ポール・モチアン(perc)  他
  1969年 ニューヨークにて録音   ジャズディスク大賞<金賞>受賞

チャーリー・ヘイデン ウィキペディア
チャーリー・ヘイデン  CDジャーナル
プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:介護老人保健施設勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
元GAROのマーク 大好き~💙

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