*美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか*

先日行ったアート展 『天才でごめんなさい』 の後、私は彼にはまりすぎてやばいのだ。
現代美術はなんたって 「会田誠」 だ。

そして彼の書いた本を2冊読んだよ。これ、すごく面白い。
芸術家って何考えてんだろって思ってたけど。。

ちょっとおかしいところもあるのかな? 
でも、私は読んでいてとても共感できたよ。

皆におすすめってこともないけど、興味のある人は読んでね。


かりこりせんと生まれけむ

『カリコリせんとや生まれけむ』   会田誠 著   幻冬舎文庫

カリコリっていったい何? アートの最前線から、制作の現場、子育て、2ちゃ んねる、中国、
マルクス、料理のことなどが語られている。

自身は自分の事をADHDだといい、息子さんもその血を受け継いでいるらしく。。

どうして絵が上手くなったのか?その裏にはエロがあったのだ。
エロイこと考えながら絵を描いていたら上手くなった?
う~ん、みんながそうなるとは思えないけど。

奥様がお子さんの事を書いたエッセイもあり、これも楽しい。

料理の事を書いているところで、”お餅をレンジでチンする時はお皿にまず焼き海苔を敷いてから
お餅を置くとお餅がお皿に貼りつかずに上手に焼けるのだ” と。
私もやってみたら上手にできたよ。


かりこりせんとや生まれけむ →レビュー



美しすぎる少女の

『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできてないのか』  会田誠 著  幻冬舎

天才の頭の中はどうなっている! ? アートって何? アートの最前線とは?
「北京でCM俳優をやった件」、「僕のみみっちい『ユリイカ! 』」、「北京で憂国」、「公開制作はもうイヤだ! 」、「俺様ファッション全史」、「僕の死に方」、「ダーガーになれなかった/ならずにすんだ僕」、「藤田嗣治さんについて」、「国際人はそんなに偉いのか」。。。

文章苦手って言ってるけど、すごい文章楽しくて上手。言葉もいっぱい知ってるし。
頭いいからね。さすが天才だ。
大学行かないほうがいいって? でも私は行ってみたかったな。
特に美大なんて楽しそうだな。絵がへたくそだから行けなかったけど。

本文の余白のほとんどすべてのページに本陣の直筆の落書きがピンクのサインペンでされている。
すべての本に書いたんだろうか?
私は美術館で買ったけど、他のところで売っているものすべてに描いたのかな?
しかも美術館で見る限り、落書きは1冊1冊すべて違うことが描かれていた。
これだけでもすごいよ。やっぱ天才だ。

女性の乳房は小さいほうが美しいのだと。確かに 「美的」なのは微乳かも。
巨乳だと綺麗というよりはエロくなるかもね。まあ好みの問題もあるけど。
そして、「胸ポチ」 こそは美の上層構造に属すると。。
分かるような気もするけど、日本でノーブラで歩くって勇気いるでしょう?

うますぎる絵、きれいなだけの絵ってつまらない。
いろんな要素が混沌と詰まっている現代アートって見ていて楽しい。

現代美術こそが美術界を支えているのではないかと思うよ。


美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか →レビュー

知性と感性のエステサロン

エステサロンって行ったことあるかなぁ。
女性なら1度は行ってみたいところ。私はまだ行ったことがないけどね。

先日女性の入院患者さんから、「poohさん、歳取ったねぇ。しわ増えた~。」 と言われた。
この患者様以前にも入院していたことがある方。

pooh 「え~っ、しょうがないでしょ、歳なんだから~。」


現代アート入門

女の子ための現代アート入門     長谷川祐子 著  淡交社

”「美術館は感性のエステサロン」と唱える著者が、1950年から2010年までの作品約60点をとりあげ、「顔」「物語」「リアル」「宇宙」など、わかりやすい切り口で語る新スタイルの入門書。アートはもはや特別な存在ではなく、ファッションのように自分の日常にとり入れるもの。女子たるもの(男子ももちろん!)アートを通じて知性と感性を磨き、美しくなりましょう。”

と紹介文にもあるように、この本はアートを通して心の中から美しくなりましょうって本。
内面を磨くってのが実は一番大事な事だって思う。
美しいもの、よく分からないけど素敵で魅力的なものとの出会いでパワーをもらい、
そしてそのことで、心の中からエネルギーがみなぎってくるのを私はいつも感じるのだ。

だまされたと思って、皆さん是非一度美術館に足を運んでね。特に現代アートがおススメ。
そう、美術館こそが本当のエステサロンなんじゃないかと思うな。
シワもシミも取れないけどね。^^;

女の子のための現代アート入門 →レビュー



現代アート辞典

現代アート事典       美術手帖 編   美術出版社

”現代アートのすべてを丸ごと解説! モダンアートの基礎知識から現代の最新動向まで、40のテーマに沿って徹底整理。600超の厳選項目で「人・事・物」を最速検索できるインデックス付。「これは必読の一冊だ。アートの基本をマスターせよ!……村上隆」(帯文より)”

現代アート大好き! な私だけど、知らない言葉ばかりが山ほど出てくるんだ。
アクション・ペインティング、抽象表現主義、ポップ・アート、くらいはわかるけど
アール・ブリュット、インターメディア・アート、フルクサス、ミニマリズム、ランド・アート、
コンセプチュアリズム。。。ってなんだよ~。

これらの用語が丁寧に解説されている。
これ1冊読んだら、現代アートに関してはもうばっちり。
いや、読むだけじゃあわからない。
これ読んで実際にそれらの作品に接することが大事なことだ。

しかし。。。こんなにも現代アートに関する用語があるとはびっくりだ。

現代アート事典 →レビュー

西洋絵画の巨匠



   週刊 西洋絵画の巨匠   全50巻 (毎週火曜日発売)     小学館


みなさ~ん、連休真っただ中ですね。
今年は、新型インフルエンザも発生したとのことで、GWはおとなしくオタクしてたほうが
よさそうですよー。
なーんて自分がオタクだからって。

最近気に入ってる美術本、小学館から発売中の 『週刊 西洋絵画の巨匠』 。
全50巻。美術館だって連休はめちゃ混みにちがいないから、
家で名画を楽しんでみるのもいいかも。

作品のみどころ、巨匠の生涯はもちろんのこと、巨匠の代表作を一点原寸大で載せています。
名画をプリントした特製ポストカードも付いててとってもお得。
これで580円。
なんと第1巻の 「ゴッホ」 は190円だったんですよー。
すごいでしょ。思わず悲鳴をあげて買ってしまった。

そのあと買ったのが、第2巻の 「モネ」、第6巻の 「シャガール」、第9巻の 「ピカソ」。
現在は、第14巻の 「ミュシャ」 が刊行されています。

今後欲しいのは、「クリムト」、「ロートレック」、「エゴン・シーレ」 かなぁ。
楽しみにしています。

画家の人生に触れることで、また名画の楽しさにも深みが増すのでは。
みなさんの好きなアーティストもきっとあるはず。


週刊 西洋絵画の巨匠 →http://www.shogakukan.co.jp/w_seiyoukaiga/index.html


赤瀬川原平の名画読本



赤瀬川原平の名画読本  鑑賞のポイントはどこか
                      赤瀬川原平 著    光文社知恵の森文庫

芸術の秋ですね。
今年の夏はとても暑かったので、涼しくなったらまた美術館に行こうかな
と思っていたら、もうなんと11月になってしまっている。
最近涼しいのを通り越して寒くなってしまった。

本日出かけた先での待ち時間に読んだ本。
『赤瀬川原平の名画読本 鑑賞のポイントはどこか』。
名画の鑑賞の仕方について書かれている。
美術が好きな人は確認の意味で、よく知らない人にとっては手引き書となる本。

「世間の評価、意義や思想性で絵を見てはいけない。
早足で見る。自分が買うつもりで見る。自分でもちょっとだけ描いてみる。」

なるほどねぇ。いいかもしれない。参考になるご意見。

美術は、実は音楽よりも好きかもしれない。
でもなかなか美術館に行かれない。都会の美術館は遠い。
最近は、骨髄提供のドナーに選ばれたことで、人混みに出ることを躊躇しているので
よけい出かけられなくなってしまった。
まあ基本的にオタクですからね。

1章 モネ 「日傘をさす女」  なぜ日本人は印象派が好きなのか

2章 マネ 「オランピア」  伝統を切り崩した色彩の挑戦

3章 シスレー 「サン・マメス」  風景画を美味しく味わう

4章 セザンヌ 「坐る農夫」  画家の筆触(タッチ)が ”自由” を求め始めた

5章 ゴッホ 「アルルの跳ね橋」  ”炎の人” が浮世絵から学んだもの

6章 ゴーギャン 「タヒチの女たち」  南洋の島が教えた塗り絵の楽しみ

7章 ブリューゲル 「雪景色の狩人たち」  報道絵画は路上観察の目で見る

8章 レオナルド・ダ・ヴィンチ 「聖アンナと聖母子」  
                    ”微笑み” をそう簡単には描けない

9章 フェルメール 「アトリエ」  ”カメラの目” で描いたリアリティ

10章 コロー 「コンスタンティヌスのパシリカのアーケードから眺めたコロセウム」
                    絵に近代の光が見え始めた

11章 ロートレック 「ムーラン・ルージュの踊り」 
                    世紀末パリの怪しげな魅惑

12章 ユトリロ 「コタン小路」  モンマルトルで見つけた侘び、寂

13章 マチス 「ピアノのレッスン」  現代美術のルーツをさぐる

14章 ルノワール 「ピアノによる少女たち」  「名画」 という名のヤラセ産物

15章 アングル 「泉」  儀礼的に描かれた絵に魂はない


と、本当にかなり有名な絵ばかりをあげて解説している。
どんな絵がいいと思うかなんて、人それぞれの感じ方によって違う。
でも、やはり皆がいいというものはいいものらしい。

この本に挙げられている作品はほとんど知っていて好きなものばかり。
でも、解説読んで、またまた本物を見たくなってしまった。
本当、絵画っていいなぁ。
静寂の中に流れる音。そして味も感じたりして。。
      
プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:介護老人保健施設勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
元GAROのマーク 大好き~💙

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
counter...

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク