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ジョン・ゾーン 『The Dreamers』


The Dreamers

外来処置室での患者さんとの会話。
Sさんは定期的に受診している女性。
スタッフとも顔なじみで、私も患者さんだから本来は敬語で対応しなくてはいけないのだ
けれど、ついつい親しげに話してしまう。

Sさん 「ねぇ、poohさん、あの 髪型お団子にしている看護婦さんなんていう名前?」
わたし 「あー、あの看護婦さん、貫禄ある看護婦さんね。」
Sさん 「そーそーあの年配の貫禄ある看護婦さん。」
わたし 「I さんていうのよ。あの看護婦さん、なんでもよく知ってて仕事出来るから、
     私いつも頼りにしてるし、お世話になってるの。そういう風に見えるでしょう。」
Sさん 「うん、そういう風に見えるー。」
   
そのあと、おかしくて2人で 「わははは・・・。」 と笑ったのでした。
本当そんなことではいけません。
私も若くはない。もっとしっかりしなきゃぁ。
誰からも頼られるようなしっかりした大人にならなくちゃ。
と思っているのだけど。。
早くしないと定年になっちゃうよー。

ということで、この話題、本題とはなんら関係ないんですが、とても笑えたのでのせてみました。

またまた、ジョン・ゾーンのアルバム、『The Dreamers』 。
2008年3月発売と言うことなので、おもいっきり新作です。
新作だからかなり斬新なのではないかと思って聴いてみたら、なんと懐メロっぽい曲の連続。
懐かしいポップス&ロック風な曲ばかりが入っている。
なんか最近の作品とは思えないほどだ。
激しすぎず、静かすぎず、明るく軽快でゆったりしていてとても聴きやすい曲ばかり。
家事やりながら、休日に雑誌読みながら、BGMにとてもいい。
邪魔にならずにいい感じ。

このジャケットとてもメルヘンチックで、動物たちがちりばめられている。
曲までメルヘンかというとそれほどではないけれど、それほど内容を裏切らないと思う。
CDレーベルも同じくメルヘンチック。↓

TS330036[1]


そして、おまけにシールも付いている。同じく動物たちが描かれている。
でも、こんなシールいったい誰が使うんだろう。疑問だ。

TS330035001[1]


1曲目は南国風。こんな曲TAKANAKAの曲になかったっけ、って思える。
聴いたことあるような曲も多く、もしかしたらカバーもあるのかなぁ。
解説も書いていないから、ちっともわからない。

5曲目のジョン・ゾーンのアルトはとてもいい。軽快な曲。
うなり声のような音もいい。
全編、ギターの響きがすばらしい。
流れるようなエレピの音。

7曲目は、テリー・ライリーのような感じ。
こういう音楽を現代音楽っていうのかなぁ。
わからないけど好きだな。こんな感じ。
同じリズムと旋律の連続のようで、それなりに変化もあって。

9曲目は、ロック・クラシックっぽい。でも激しすぎず軽やかで。

あー本当になつかしい雰囲気の曲たちだ。
落ち着きます~。


1. Mow Mow
2. Uluwati
3. A Ride on Cottonfair
4. Anulikwutsayl
5. Toys
6. Of Wonder and Certainty (for Lou Reed)
7. Mystic Circles
8. Nekashim
9. Exodus
10. Forbidden Tears
11. Raksasa

CYRO BAPTISTA   Percussion
JOEY BARON   Drums
TREVOR DUNN   Bass
MARC RIBOT   Guitar
JAMIE SAFT   Keyboards
KENNY WOLLESEN   Vibes
JOHN ZORN   Alto Sax
2008

コメントの投稿

Secret

こんにちは。
このアルバム、聴きたいなあ。
メンツがとても豪華ですね。
いや本当に聴きたくなってきました。

○Tatsuさん、こんばんは!
最近のアルバムなのになぜかとても懐かしい雰囲気のアルバム。
激しい系が好きな方にはちょっと物足りないかもですが、私は最近こんな感じの
落ち着いたのが好きです。
結構おすすめ!
プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:精神科急性期病棟勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
元GAROのマーク 大好き~💙

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