医者がススメル安楽死

安楽死医者がススメル

医者がススメル安楽死      柴田二郎 著   新潮社 

 
最新医療にNO! 医者だから語れる終末医療の真実。

■著者による内容紹介
安楽死を通じて、日本の医療、日本人の考え方を問いたい。 安楽死は、一人の個人が、最終的に出来る決断だが、日本では周囲の環境に、その決断を許さない空気がある。戦前、戦中、戦後を通じて生きてきたものとして、生きることと死ぬことの意義を改めて考えたいとと思って、必死の思いで書いた。安楽死よりも憂国の志を読みとってほしい。


またまた、柴田二郎先生の本。
先日の日曜日の休日出勤で読みました。

また、来院患者さん1名でして。
やっぱ私って人気のない看護師なのね。。

1度はまると、とことん追求するタイプ。何事にも一途な私。
好きなアーティストだって何枚も聞きまくってしまう方で。

この柴田二郎先生の考え方って結構好き。

そうです。最新医療のおかげで、ずいぶん平均寿命が延びている。
でも、すべての人が人間らしい生き方かいうと疑問も多い。

高齢で食べられなったら、胃廔(経管栄養をするために胃に外側から穴をあけること)を
つくったり、高カロリーの輸液をしたり、尿道カテーテルの挿入や人工呼吸器の使用。。。

やっぱ死ぬときは、何もやらずに自然に最後を迎えたい。
延命治療は望まない。
私も家族にはかねてからそう言っている。

まだそんな歳じゃあないけれど、いつかはその日がくるのだから。
癌になったら告知してほしい。死ぬための身辺整理や心の準備もしておきたい。
人生の最後は自分で決めたい。

しかし、現在の医療ではなかなか、人間らしい、安楽な死に方は難しい。

ということで、先生のご提案、
目張りした部屋で一酸化炭素を発生させて、睡眠誘導剤を5錠または10錠位服用する。
一酸化炭素中毒で死に至るとのこと。

そしてガンの末期には、いっさい食事をとらずスポーツドリンクをお腹いっぱい飲用する。
最小限のカロリーしか補給せず、いっさいのタンパク質が入ってこないから、衰弱が早いと。。

安楽死を望むのであれば、生前遺書を書いておくことが大事で
協力してくれる医者も選んでおいたほうが良いと。
ってなかなか協力してくれる医者は見つからないと思いますが。

老化現象は放置しろ、ガンは手術するな、慢性疾患は放っておいたほうがいい、
ポリープは切る必要はない、。。。老いは素直に受け入れよと。

序章  最新医療に「NO」と言うために
第1章 安楽死はそんなに難しいことではない
第2章 「老い」を素直に受け入れよ
第3章 介護施設は死に損ないの吹き溜まり
第4章 安楽死とは自分の意志を貫く最後の機会
第5章 現代医療は結局、単なる気休め
第6章 安楽死にまず必要なことは?
第7章 今こそ考えたい「殺す医療」
第8章 安楽死か、人権か
第9章 では、「生きる」とはいったい何だろう

まあ、お若い方は自分の死ということについてあまり考えないかもしれませんが、
私は職業柄、毎日高齢の方たちを目にしているので、死についてはいつも考えてしまいます。

死ぬときは、辛い延命治療はいやだなとか、ガンとかで痛みが強かったら、
生命の危険など考えずに麻薬をガンガンつかってほしいなとか。。。

なるべく苦痛が少なく、自然死に近い死に方したいものです。


医者がススメル安楽死 →http://www.arsvi.com/b2000/0110sj.htm

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Secret

こんばんは!

なかなか、人があまりふれたがらない
記事書いてるあたり、きっとpoohさんが
看護師の職業をなさってるからだと、
やっぱり感じますね・・・。
自分も学生時代に彼女が看護師だったので、仕事がら普段楽しく付き合っていた患者さんが、先日なくなっちゃったんだ…っていうようなことよく聞かされていたこともあり、人が死ぬってことや仕事のことなんか今でもそんなに自分とはまったく関係がないっていうふうには思えない出来事に
、昔の彼女のおかげで感じられるようになしました・・・。人間の世界だけで「死」を考えると、どうしても「悲しく」てやりきれなくなりそうですけど、自然の世界では、当然といえば当然の出来事。
地球の生命として生きていられることは、
大変貴重なことなので、日々の暮らしを
少しでも大切にしたいな~と、
いつも思っています!!

★masuda323さんへ

masuda323さん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

自分が若くて健康だと死について考えることなんてあまりないと思います。
でも、悲しいけれど人は必ず死ぬんです。
それがいつなのかはわからない。
でもいつかはその日がやってくる。

できるだけ治る病気であるなら治療をしてほしい。でも、それがかなわない病気なら、なるべく苦痛のないようにしてほしいなといつも思っています。
毎日高齢の方たち見てますからね~。
車いすとかストレッチャーに乗せられて来院する方がほとんどです。

毎日毎日を大切に、精一杯生きていきたいですね。
プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:介護老人保健施設勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
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