あなたの周りのアブない人々

人々あぶない

あなたの周りのアブない人々―「普通の人」がもう一つの顔をのぞかせるとき
                        町沢静夫 著    すばる舎

夏の終わりの休日出勤。
ってことで、本日の休日出勤はやはり?来院患者数1名。
やっぱ私って患者さんに嫌われてるんだな。

「表面上は普通に見えるのに、ある日突然、思いもよらない異常行動を取る人々がいる。
その心の闇には何が潜むのか? 第一線の精神科医が、狂気を生み出すメカニズムと
社会背景を分断しつつ、こうした人々に対する正しい理解と対処の方法を示唆する。」
                                              (本文紹介)

佐賀バスジャック事件、愛知主婦殺害事件、岡山金属バット殺傷事件、京都小学生殺害事件、
新潟少女監禁事件、山口の母親事件など。。
一連の凶悪な少年犯罪には、日本の家庭に問題があるのだそう。

特に、父親不在・母子密着型にその根本がある。そしてそれが高じると精神病を発症しやすく
なるのだそう。
最近の子供たちは本当に過保護だし、いじめにも弱くなった。

母親は子供のことを何でも聞き、そして子供のいいなりになってしまっている。
これが家庭内暴力を起こす原因にもなっている。

この母子密着って言葉、我が家にも充分あてはまる。
子供は、親に何でもやってもらって当たり前。
平気で親のことを馬鹿にする。この構造を変えていかなくてはと思うけれど、どうしたらいいんだろう。
この日本の家庭問題。

小さい時のしつけは大事だと思う。でもそのしつけがうまくできない。
私自身も親に甘やかされてきたからかもしれない。
あまり厳しくされた記憶がないのだ。

それを親のせいにするつもりはないのだけれど。
どのようにしつけたらいいのかがよくわからない。
過保護だし、ガマンという言葉を知らない子どもたち。
こんなことではもう世の中終わりか?

離れたいけれど離れられない母子密着型の家庭。
だから、こどもが成人したら無理にでも離れようかとも思ったりする。
私が家出するか?
それで解決することでもないのだけど。

なーんて、読みながらそんなことや家庭問題考え直してみようかと思ってしまったこの本。
是非、みなさんお読みになってくださいね。


第1章 あの事件はなぜ起こったか
         少年犯罪は「他山の石」である
         佐賀バスジャック事件
         愛知主婦殺害事件
         岡山金属バット殺傷事件
         京都小学生殺害事件
         新潟少女監禁事件
         山口の母親事件
         大分一家六人殺傷事件

第2章 いじめ、引きこもり、そして家庭内暴力
         「いじめる側」と「いじめられる側」
         不登校から「引きこもり」に至る道
         「家庭内暴力」の心理

第3章 「見捨てられる恐怖」が牙をむく
         東京音羽幼女殺害事件
         「児童虐待」の真相
         「ストーカー」の病理
         若い女性を蝕む「拒食症」の罠
         若者たちの「自殺願望」の謎

第4章 なぜその人は反社会的な行動をとるのか
         問題行動の裏側にあるもの
         対人関係が不安定な「境界性人格障害」
         支配的な「自己愛性人格障害」
         幻想や妄想に支配される「精神分裂病(現ー統合失調症)」
         がらりと人格が入れ替わる「多重人格」

第5章 人生を破滅に追い込む「依存症」と「うつ病」
         衝動的な快楽を求める依存症の人々
         軽い気持ちが命取りの「薬物依存症」
         発病に気がつきにくい「アルコール依存症」
         スリルと快楽にのめり込む「ギャンブル依存症」
         自殺者の七割は「うつ病」だった

第6章 狂気を増殖させる「日本」というシステム
         なぜ家庭内暴力は日本だけの現象か
         考える力を奪う「学校」というしくみ
         論理より力が支配する「日本社会」

第7章 治療法は格段に進歩している
         日進月歩している精神医療
         良い病院、良い精神科医の探し方
         どんなときに専門医に相談するか
         どんな手順で治療を行うか
         精神科医という人種について

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Secret

何ともいやはや・・。

母子密着型か・・・、我が家も他人事とは考えられず・・・。
ウチの甘チャンな子供達が頭に浮かびます。
弱ったもんだ。

★土佐のオヤジ さんへ

土佐のオヤジさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

土佐のオヤジさんのうちもそうなんですね。
でも、今の時代、母子密着型じゃないうちってあまりないと思います。
なんたって、大学の入学式に夫婦で出席する時代ですからね。びっくりします。
(そういう私も長女の入学式には行きました。来て来てっていうんですもの。。)

そして仲が悪い母子でも離れられずにいる人が多いみたいです。
あー、なんか大変な時代ですよねぇ。

町沢静夫の本は、読むだけ無駄です!

僕は元内科医で、町沢静夫に約10年間かかって、ひどい目にあいました。

町沢は東大文学部心理学科を卒業しているためか、それなりに文章がうまいので、町沢が書いた心理学関係の本を読むと、さぞ立派な精神科医であるかのような印象を持たれることでしょう(ちなみに町沢は、医学部は東大ではなく、横浜市立大学医学部に入り直しています)。

しかし、町沢は精神科の臨床医としては最悪です。町沢静夫に関するホームページを作ってあるので、良く読んでみて下さい。

精神科医「町沢静夫」徹底批判
http://www2.widetree.com/

★ widetree さんへ

widetreeさん、ご訪問とコメントありがとうございます。
確かに医師は頭もいいし文章力もありますから、本を読んだだけでは、どんな先生か
見極めることは難しいですね。
受診する人との相性もあると思いますから、主治医選びは難しいかもしれませんね。
10年かかられたとのこと、具合はいかがでしょう。よくなられることをお祈りしています。
プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:療養型病棟勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
元GAROのマーク 大好き~💙

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