ブラッド・メルドーとSAXの抒情詩

ハイウェイraida-
ハイウェイ・ライダー

みなさん、こんばんは。
暖かくなりましたね。というか、今年は春がなかったのかも。
最近は暑いくらい。

精神科病棟に来て2カ月近く経った。
最近では、「poohさん、今日夜勤?よろしくね。」 とか、消灯時に 「poohさん、おやすみ~。」
と手を振ってくれたり、結構みな親しみ持ってくれるようになってきた。
とてもうれしい。

少しづつ慣れてきた今日この頃。
でもまだまだ。。特に夜勤では次に何をしていいのか分からないことも多い。

でも、ぼちぼちやるよ。あせらず一歩づつ。。

今日は久しぶりにメルドーのアルバムの紹介。最新作 『ハイウェイ・ライダー』
ブラッド・メルドーは大好きなピアニスト。

最初に聴いたアルバムが 『ラーゴ』 で、かなり衝撃的だった。
これがジャズ? って感じで。

そしてそれから彼の虜。ずっと聴き続けている。

今回のアルバムも 『ラーゴ』 のプロデュースをしたジョン・ブライオンとのコラボ。
そういえばなんか 『ラーゴ』 にも似たような雰囲気感じられるところもある。

ブラッド・メルドーって抒情的だからいつも晩秋のメランコリックになりそうな時期に
聴きたいなって思っていた。

でも、ちょっと前にまとめ買いしたCDの中に入っていたアルバムで
最近聴きたいCDがなかったので聴いてみた。
秋まで待てなくて。

メルドーの抒情詩と高尚なクラシックとの融合。

ジェフ・ベックのアルバムもオーケストラとの共演でよかったけど
このアルバムも最高に素敵。

オーケストラは実はロックでもジャズでもポップスでも何にでも合うんだね。

最初聴いたとき、良く知らないでこのアルバム買ったもんだから、
SAXが入っていてびっくり。

え~、なんでSAXなんて入れるんだろうって。
私はメルドーのピアノが聴きたかったのに。
SAXなんて入れたら聴いちゃうじゃん。っていいけど。
SAXの音色はとても響くからピアノの音に負けちゃうよ。

勝ち負けじゃないけど、サックスの演奏の時はピアノは伴奏に回るしかないよね。
いいんだけど、でもね~。私はメルドーのピアノが。。

聴いていたらなんとSAXの音色もすばらしすぎて、
「なんだ、誰だよ~。このSAXやけにかっこいいよな。なんか聴きほれちゃうじゃん。」
って思ってしまった。

聴いてるとメルドーのピアノのすばらしさが半減してしまいそうで悔しかった。

でもパーソナルを見てびっくり。
なんとこの素敵なSAXはジョシュア・レッドマンだったのだ。
な~んだ、そうだったのかと納得。

ジョシュア・レッドマンも好きな若手SAXプレイヤーだ。
オーネット・コールマンとの共演でも知られるデューイ・レッドマンの実の息子だ。
でも、彼ら親子は事情があっていっしょに暮らしたことはないんだそう。

それなのに親子でSAXプレイヤーとは。
ジョシュア・レッドマンはしっかり父親の遺伝子受け継いでるってことね。すごいな。

この遺伝子というやつのために実は男女は結びつくのだそう。
愛は関係ないのだ。と、これは動物行動学の研究をしている竹内久美子先生の言ったこと。
私が言ったんじゃないよ、あたりまえだけど。→『遺伝子が説く! 男の指のひみつ

ってことで、話はかなりそれたけど、このジョシュア・レッドマンのSAXの音色が素晴らしくいいのだ。
まるで彼のアルバムのようだ。
とくにディスク1の2曲目やディスク2の3曲目は最高。

しかし、メルドーが作った音楽だからこそ彼の演奏が光っているに違いないのだ。
そして、メルドーの作りだす抒情的世界に私はいつも魅せられ静かな時を過ごすのだ。

是非是非、物哀しい秋にももう一度聴きたいアルバム。
こんなに抒情的な音楽は特に女性は好きではないだろうか。

女性にだけとは言わず、ジャズ好きだけにとは言わず、クラシックファンにも聴いていただきたい。
ってクラシックファンはこのブログ見てないよね。残念~。


ディスク:1
1. ジョン・ボーイ
2. ドント・ビー・サッド
3. アット・ザ・トールブース
4. ハイウェイ・ライダー
5. ザ・ファルコン・ウィル・フライ・アゲイン
6. ナウ・ユー・マスト・クライム・アローン
7. ウォーキング・ザ・ピーク
ディスク:2
1. ウィル・クロス・ザ・リヴァー・トゥゲザー
2. カプリチオ
3. スカイ・ターンニング・グレイ(エリオット・スミスに捧ぐ)
4. イントゥー・ザ・シティ
5. オールド・ウエスト
6. カム・ウィズ・ミー
7. オールウェイズ・デパーティング
8. オールウェイズ・リターンニング
9. ハイウェイ・ライダー(本人解説とデモ演奏)* Bonus Track

ブラッド・メルドー(p)
ラリー・グレナディア(b)
ジェフ・バラード(ds)
マット・チェンバレン(ds)
ジョシュア・レッドマン(ts)
室内管弦楽団(ダン・コールマン指揮)
プロデュース:ジョン・ブライオン

ブラッド・メルドー 『ハイウェイ・ライダー』 →レビュー(試聴あり)

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プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:介護老人保健施設勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
元GAROのマーク 大好き~💙

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