再入院前の心境

最近の心境。病気になって初めてわかる患者の気持ちってやつ。

若いころ外科病棟で勤務していたことがある。
患者さんをストレッチャーでオペ室に送る時患者さんが言っていた言葉、
「まな板の上の鯉ですね。」

そんな言葉を聞いても何とも思わなかった。
なぜって患者さんの気持ちなんて考えたことなかったから。
ただ時間通りに前処置の注射を打ってオペ出しするのに必死だった。

そして、その後患者さんが帰ってくるまでにオペ後のベッド作り。
酸素や輸液ポンプや機械類のセットなど、抜かりなく準備することだけを念頭に置いて。。

な~んにもわかっちゃあいなかったんだ。
患者になって初めて分かったよ。

「入院したいな。」
なんて何気なく言う人もいる。特に悪気はなく、ただ日々の生活が忙しすぎるから
休んでみたい、という軽い気持ちで言ったんだと思う。
そう言った人を攻める気持ちも怒る気持ちもない。
私だって入院経験しなければ、そんな風に思ったのかもしれないから。。

入院すると、
体は傷つく、心も病む、体力は落ちる(いまだに回復してなくて全身筋肉痛だ)、
病欠したことにより給料はガタ落ち、ボーナスもかなり削られる。
身も心もボロボロって感じだ。

しかし良かったことは、病気の人の気持ちが分かったこと。
がんという病気の恐怖心や不安など、多分ほとんどではと思える
人間の感情を体験できたこと。
そして、入院中には心優しい同僚や友人の優しさを感じることができた。

もう私、これ以上人の気持ちの経験しなくたっていいよ。
もう大概の人の気持ちわかるから。。

がん看護だってできると思うよ。
しかしそれをするには歳を取りすぎているけどね。

次回の退院後は、少しでも体力の低下を防ぐためにウォーキングなどの軽い体力作りをしないとね。
気後れしていた楽器(サックス)の練習もしようかと。
って~か、もうずっとやってないよ。吹けなくなってるかも。。

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No title

患者さんの気持ちが分かるって事は、凄い事じゃないかと思いますよ。
私も仕事してて、お客さんの気持ちって実に難しいもんねぇ~。
当事者にならないと分からないもんだ・・・そう思う事が度々です。

んで、私もウォーキングしてるけど、基礎体力をつけるにはとても良いし結構楽しいですよ。
退院後のウォーキング報告を期待してます(笑)
元気で帰ってきてください。

★土佐のオヤジさんへ

土佐のオヤジさん、コメントありがとうございます。

そうです。最近は患者さん気持ちがすごくわかる。
わかりすぎるからついつい優しくなってしまう。

でも実は、優しくするのが良いわけじゃない。
厳しくできないとダメなんですね。

特に精神科看護は、気持ちだけ考えてると、どうにもならなくなる人もいるので
逆に病気なんて経験しない方がいいのかなと思うときもあります。
私の場合は、人の気持ち考えすぎて辛くなってしまうことが多いです。
特に最近は。。

土佐のオヤジさんもウォーキングやってますか。
そうですか。私も頑張ってみますね。
もちろん、元気で帰ってきますよ。またよろしくお願いしますね。
またつまらない闘病記がしばらく続くと思いますが。。
プロフィール

pooh

Author:pooh

Blog:じゃずりんぐ★
Jazzが大好き
ナース:介護老人保健施設勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
大好きなナースのお仕事の事も・・・
元GAROのマーク 大好き~💙

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