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ぼくは勉強ができない

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ぼくは勉強ができない    山田詠美 著    新潮文庫

私も勉強ができな  かったです。
この題名興味そそりますよね。
いつ買ったんだか、本棚にありまして、「山田詠美」の書いた本なら家族で買うのは私くらい。
でも、覚えてなくて。。
とてもおもしろかったので、思わず長女に、興味深い箇所を読んで聞かせたら、
「その本多分私が買ったんだと思う。感想文かなんか書くので何か読まなくちゃと思って。」 と。
結局読まずに本棚に。。

山田詠美といえばあの「ベッドタイムアイズ」(1985、文藝賞受賞)
で衝撃的なデビューを飾った方。
同名の映画も当時はかなり話題で、私も若いとき映画館で見ました。
黒人との情事を描いた作品でこちらもかなり衝撃的でした。
おもしろかったですが。。
作者自身も当時黒人と交際していて、それも話題でした。

主人公の高校生の男の子、勉強はできないけど女の子にはもてる。
「どんなに成績が良くて、りっぱなことを言えるような人物でも、その人が変な顔で女にもてなかったらずい分と虚しいような気がする。」 と。
そして、担任の教師(男性)について、
「いい顔をしている。美形というのではないが、味わい深い顔。おまけに女にもてる。僕はいい顔をしていて女にもてる男を無条件に尊敬する。」 と。
確かに、いい顔をしてる人って美形じゃなくてもすてき!かっこいいー!って私も思います。
それってどういうことなんだか。。
生き方のかっこよさが顔に表れるってことでしょうかね。

そして、主人公には父親がいない。祖父と母親の3人暮らし。
「小さい頃、母親がひとりで、親と子供の面倒を見ているというだけで、ぼくは、不幸な人種として見詰められていたのだ。良いことをすれば、父親がいないのにすごいと言い、悪いことをすれば、やはり父親がいないからだということになる。それは事実であって定義ではないのだ。そこに、丸印、ばつ印をつけるのは間違っていると、ぼくは思うのだ。」 と。
なんか見抜いたような男の子。でも好きだなー、こういう子。

そして、母親のことも、可愛らしいと思っている。
「彼女はもう年増の域に入っているけど、とても綺麗でお洒落だ。そして、少年のように一本気で、大人の男のように不埒だ。こぶつきだけど、一応独身だものな。裏切る人もいないのだから、恋には落ちやすいと思われる。」 
と分析しているところもおもしろい。
年上の女性と付き合っていて、普通は母親や祖父とは話さないだろうな、
と思うようなHな会話もでてきて、楽しい。

2、3日前から読んでいたんですが、今日はお休みなのになぜかいつも通り早起き
(年だから寝てられない)してしまったので、残りを一気に読んでしまいました。
作者が言うように、高校生だけでなく、大人の方にも読んで欲しいです。
我が家の高校生(長女&長男)にも薦めてみようかなー。
ちょっと過激な主人公の言動が気になりますが。
って思うのは母親の私だけだったりして。。

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ナース:介護老人保健施設勤務
jazz sax修行中

ジャズを中心に美術や映画、本のことなど雑多に書いています。
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